奥津渓

今日も嫁の誘いで美作の「ふれあい市」に行ってみた。

 

メインイベントのモノマネショー「プレイバック百恵」は見逃したが、屋台で黒豆バーガーやサンマの塩焼き、パン、焼きそば、豚汁、ぜんざいを楽しみ、満腹で吉野川周辺を散歩。

 

そしていつもの流れで湯郷の足湯に寄る。

 

秋が深まって温泉の心地よさもひとしお。

 

足湯をしながら少し彩づいた山の景色を眺めていると、奥津渓のあざやかな紅葉が見たくなってきた。

 

 

【秋ふかしぬる湯に浸せし足ゆらり】

 

 

久しぶりの奥津ドライブなので、ローソンやカフェが出来ていたりと色々と発見があった。

 

この時期の奥津渓はやはり車が多い。

 

かなり手前から交通規制をして、シャトルバスで奥津渓まで客を運ぶシステムになっている。

 

バスの待ち時間が長いのでそれには乗らず、ひとまず自車で奥津温泉街まで行く。

 

折角なので足湯をして、それから歩いて奥津渓へ。

 

谷沿いの道を10分ほど歩けば、あざやかな紅葉が見えてきた。

 

人出も多く、屋台も出てにぎわっている。

 

中国山地の奥地が人で賑わうのは嬉しい。

 

ほとんど外国語が聞こえてこない。国内旅行もまだまだ活発に思える。

 

普段おとなしい日本の景色は、春や秋にはその魅力を爆発的に現す。

 

そこに誰よりも惚れているのが日本人なんだろう。

 

などと考えつつ良い気分で渓谷を散策し、帰る前に景色の良い場所で記念写真を撮ることに。

 

カメラの調整がフルマニュアルなので人にも頼みにくい、しかたなく10秒セルフタイマーで撮影。

 

その間、通りかかった人が横切らないように足を止めてくれている。

 

申し訳なさとそのプレッシャーとで、なんともいえぬ表情の写真に。

 

対する嫁の見事さよ。

 

【記念写真決シテ崩さぬ優しい笑顔】

曲げ木の指輪